中医協総会にてかかりつけ薬剤師の薬を”減らす”実績に加算を検討

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11月に開かれた中医協総会で、かかりつけ薬剤師の薬を減らす実績評価について議論が進んでいるみたいです。

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中医協総会 かかりつけ薬剤師の薬を“減らす”実績評価 残薬管理、多剤処方に職能発揮

 

今後、日本は高齢化が進むので、国は財源を確保するためにも、負担の大きい医療費を減らしたいのだと思います。

今回見つけたニュースも医療費削減対策の1つだと思います。

 

現在、高齢化が進むことで、多剤併用(ポリファーマシー)や、それに伴う残薬の増加が医療費の負担を大きくしているみたいです。

今までも残薬や多剤・重複投与について確認はしていますが、今後はより薬を”減らす”実績で評価が進むように議論がされているみたいです。

また、加算の拡大についても、議論されているみたいです。

 

自分は薬学部時代に薬局と病院で実習をやっているので、それらの経験から思うことを書いてみましょう。

 

中医協総会にてかかりつけ薬剤師の薬を”減らす”実績に加算を検討

実習の時に思ったこと

国の指摘はごもっともで、家に薬が大量に余っている患者さんは少なくないと思います。

病院実習の時に、患者さんの手持ちの薬剤が大量に薬剤部に来て、なんの薬か調べたことがあります。

 

 

薬局実習の時も糖尿病、高血圧、脂質異常症など、生活習慣病をいくつか併発している方は、薬の数も多く、これ全部ちゃんと飲めるのかなと思ってました。

しかも、この薬は1日2回朝夕食後で、こっちの薬は毎食後でという風になると患者さんが管理するのも難しくなってくると思います。

一包化といって、粉薬とか入れる袋に一回分の薬を分包して出す方法もありますが、薬を毎回しっかりと飲むのって意外と難しいなと思います。

(自分も風邪ひいた時とか、薬飲むのすぐに忘れるんで。。。)

 

しかし、せっかく処方した薬も飲んでもらえなければ全て無駄になってしまいます。

医療費の7割は国が負担しているので、それだけ国のお金が無駄になってしまいます。

 

かかりつけ薬剤師について

今は病院で薬を処方してもらったら、病院の目の前にある薬局で薬をもらっていると思います。

また、家が近いからという理由が主な薬局を選ぶ基準になっているかと思います。

 

しかし、今後は薬剤師の職能で薬局が選ばれる時代が来たら面白いなと思います。

どうやったら患者さんのニーズを満たせるか考えて、工夫した薬局が生き残っていく時代になってほしいなと思います。

 

実習をさせてもらった薬局はかなり素晴らしかったので、○○先生に薬の説明をして欲しいと、患者さんから指名が入る先生もいました。

 

今後は、薬剤師の職能を発揮して、あの先生、あの薬局で薬をもらいたいという風になると患者さんにも、薬局にもメリットがあると思います。

患者さんの情報がかかりつけ薬局に集中した方が、患者さんの今までの記録とか背景から薬の指導ができるので。

また、色んな薬局にかかって、同じ薬を別々の薬局からそれぞれもらってしまう(重複投与)事故も防げます。

 

まとめ

医療費に関する記事を最近は良く見かけますが、それだけ高齢化に伴う医療費の増大が大きな問題なのかなと思います。

薬が減ることは患者さんにとってもメリットだと思うので、是非前向きに検討してもらえると良いなと思います!

 

 

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