しょう油でインフルエンザの増殖抑制!?キッコーマンが行った研究について

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今日はいつも読んでるメルマガで面白いニュースを見つけたので、紹介したいと思います。

それがこちら↓

http://www.kikkoman.co.jp/corporate/news/15046.html

 

しょう油メーカーのキッコーマンが行った研究で、しょうゆの抗インフルエンザウイルス作用の評価 をしたものです。

 

こんな身近な調味料にまだ知らない効果があったんだと驚いたので、紹介したいと思います。

 

しょう油でインフルエンザの増殖抑制!?キッコーマンが行った研究について

研究の内容は?

しょう油には殺菌作用とか、臭みを消す作用があることは昔から知られていたのですが、今回はインフルエンザウィルスの増殖を抑える効果があるか調べてみたらしいです。

 

まずは、培養した細胞でインフルエンザウィルスの増殖抑制の効果を調べてみたところ、比較的高い増殖抑制効果が出たみたいです。

 

次に、マウスにインフルエンザウィルスを感染させて、マウスで実験したところ・・・

マウスでも良い結果が出たみたいです。

 

具体的には7日間マウスにしょう油を食べさせて、下記の検査値を調べたとのこと。

  • 感染3日後のウィルス量
  • 感染14日後の中和抗体価
  • 体重

※中和抗体価とは、ウィルスの増殖を阻止する抗体を中和抗体と呼び、その量を示す指標のことです。

 

その結果、3日後ウィルス量、中和抗体価の上昇などの効果が見られたみたいです。

ヒトでの効果はまだ不明だと思いますが、感染を防御する効果が示唆されています。

 

ここから詳しく調べていって、感染を防御している物質が見つかれば、それが新しいインフルエンザ薬になるかもしれませんね。

 

今使われているインフルエンザのお薬は?

今現在、インフルエンザに使える薬は5種類しかありません。

それぞれの商品名は、

  • タミフル(内服、一般名:オセルタミビル)
  • リレンザ(吸入、一般名:ザナミビル)
  • イナビル(吸入、一般名:ラニナビル)
  • ラピアクタ(点滴、一般名:ペラミビル)
  • シンメトレル(内服、一般名:アマンタジン)

 

タミフルは有名なインフルエンザの薬ですが、近年はタミフル耐性(タミフルが効かない)のウィルスもいるみたいですね。

 

余談ですが、イナビルが発売した時はめっちゃ感動しました!

理由は10才以上であれば、4回吸入するだけで投薬が終わりという吸入回数の少なさ。

しかも、その4回は薬局で薬剤師の前で指導されながら吸えるので、薬もらってその場で吸って投薬を終えることができるという簡便さがすごいなぁと当時は感動しました。

 

今回のしょう油の研究から新しい薬ができるかわかりませんが、色んな発見がありそうでとても面白いなと思います!

 

まとめ

こんな身近なものからまだまだ発見があるんだなととても興味深かったです。

他にもまだまだ見つかっていないお宝が身近に潜んでいるかもしれないですね。

 

また面白い薬学ネタがあったら記事を書きたいと思います!

 

 

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